3大栄養素の役割【1日に摂るべき割合とは?】
3大栄養素にそれぞれの役割があることはご存知でしょうか?また、1日に必要な摂取量の割合も定められているので、不足または過剰摂取していないかどうか、ご自身の食生活を振り返りながらチェックしてみましょう!
目次
3大栄養素のカロリーと役割
3大栄養素とは、
・糖質
・脂質
・タンパク質
という3つの栄養素の総称です。
これら3つの栄養素の共通点は、唯一カロリーを持つ栄養素であるという点です。
私たちは、これらの栄養素が含まれる食べ物を摂取することで体内にカロリーを蓄え、エネルギーとして使うことで生きています。
このエネルギーが使い切れず余ったときに脂肪として蓄えられ、これがいわゆる【太る】という身体の変化になります。
カロリーを持つ栄養素という点では共通していますが、それぞれの役割や1gあたりのカロリー量は異なってきますので、まとめた表を参考に見ていきましょう!
|
1gあたりのカロリー量 |
役割 |
過剰摂取した状態 |
欠乏した状態 |
糖質 |
4kcal |
・身体を動かすメインのエネルギー ・脳を働かせる唯一のエネルギー |
・睡眠障害 ・頭痛、肩こり ・下痢、便秘 ・動悸、息苦しさ、耳鳴り ・食欲低下 ・血圧や脈の異常 ・疲労感、倦怠感 など |
・頭痛、ふらつき ・手足のふるえ ・発汗異常(冷や汗) ・慢性的な疲労 ・思考力の低下 ・筋肉痛 ・目のかすみ など |
脂質 |
9kcal |
・細胞の膜の基になる ・エネルギーとしての役割 ・ビタミンの吸収を手伝う ・内臓の保護、体温の保持 ・便の潤滑油としての役割 |
・高血圧 ・高血糖 ・脂質代謝異常 ・動脈硬化 ・冠動脈心疾患 など |
・便秘 ・肌荒れ ・月経トラブル ・集中力の低下 ・ストレス |
タンパク質 |
4kcal |
・身体を構成する材料になる ・ホルモン、酵素を産生 |
・内臓疲労 ・尿路結石 ・腸内環境の乱れ |
・筋肉の減少 ・集中力の低下 ・ストレス ・肌荒れ、髪のツヤがなくなる など |
糖質
糖質は、俗に【炭水化物】と呼ばれる、米、パン、麺類などの主食に多く含まれます。
炭水化物とは、糖質と食物繊維という2つの栄養素の総称で、穀類やイモ類、砂糖、果物などにも多く含まれる栄養素です。
よく【糖質制限ダイエット】というダイエット法が取り上げられますが、過度に制限してしまうと、少し身体を動かすだけで疲れやすくなったり、頭がぼーっとして物事が考えられなくなったりと、とても危険な状態になりますので注意が必要です。
脂質
脂質は、肉や魚に含まれる動物性の【脂】と、サラダ油やオリーブオイルなどの調理油として使われる【油】などに多く含まれる栄養素です。
1gあたりのカロリーは9kcalもあり、糖質・タンパク質の2倍以上のエネルギーを持ちます。
これは、カロリー効率の高い栄養素を意味する半面、少ない量でもカロリー過多になりやすいという事でもあります。
タンパク質
タンパク質は、肉・魚・豆類・卵・乳製品に多く含まれる栄養素で、骨や皮膚、髪の毛、内臓、筋肉など様々な身体を構成する材料になったり、身体の機能を調整するホルモンや酵素などの働きに関わる重要な栄養素です。
1日に摂るべき割合とは【目的別】
カロリー量を気にされる方は多いのですが、減量や健康的な食事を考えられている方こそ、ご自身の摂取している栄養素の割合にまで意識を向けて頂きたいと考えています。
しかし、食事の栄養素を一から調べるのは、なかなか大変。
そこで、摂取した食事から栄養素までも管理してくれる無料の食事管理アプリ【あすけん】をオススメしています。
あすけんでは、さまざまなメーカーの食品が事前に登録されているため、商品名を入力するだけで栄養素までも正確に計算してくれるようになります。
あすけんのアプリ取得と詳しい記事はこちらをご覧ください。
まとめ
どの栄養素も身体を作るために必要不可欠な材料であり、多過ぎても少な過ぎても身体に不調をきたす恐れがあるということがご理解いただけたかと思います。
いくら減量できたからといっても不健康な身体になってしまっては本末転倒ですので、第一に健康を意識した食生活になるよう見直していきましょう!
お問い合わせはこちら
実店舗でのパーソナルトレーニングや整体、さまざまな自治体を訪問しての講演会なども積極的に行っております。身体に関することなら、カラダラボにお任せください!まずは、お気軽にお問い合わせください。
カラダラボ
〒767-0001
香川県三豊市高瀬町上高瀬391-1三豊ヤンマー1F
080-2850-7206
9:00-22:00 不定休
MEMO
- ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。お電話に出られなかった場合、再度おかけ直しいたします。
前の記事へ