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膝の動きが良くなる!筋力トレーニングのご紹介!【膝回し】


今回は【膝回し】という種目で膝周りのトレーニングをご紹介します!

 

筋力トレーニングとは

 
 
筋力トレーニングの種類は、大きく分けて5つあります。
 
 
1.マシントレーニング
2.フリーウエイトトレーニング(ダンベル・バーベル)
3.弾性器具トレーニング(チューブ・ゴムバンド)
4.加圧トレーニング
5.自体重トレーニング・日常生活動作によるトレーニング
 
 
それぞれのトレーニングについて解説していきます。
 

1.マシントレーニングとは

 

マシンを使用し、そのマシンに適用した筋肉を鍛えるトレーニングのことです。

 

↓ こんな方におすすめ!↓
・重量を調整しながら、高い負荷でも安全にトレーニングを行いたい
・狙った筋肉を重点的に鍛えたい
・トレーニング初心者
 

【メリット】

背もたれなどに体を固定した状態で、決まった軌道を動かすだけなので、使いやすく安全性が高いのが特徴です。

また、鍛えたい筋肉を狙って鍛えることが出来るため、特定の筋肉に集中してトレーニングを行うことが出来ます。

鍛えたい筋肉を特定したい方や、より安全にトレーニングを行いたい方にオススメのトレーニング方法です。

 

【デメリット】

マシントレーニングでは、狙いたい筋肉を鍛えることが出来る一方、決まった動作の範囲以外は一緒に鍛えにくく、体の連動性や協調性を向上させることが難しいトレーニングです。

また、マシントレーニングの器具は大型でコストもかかるため、自宅で揃えるのが困難な場合も多いです。

 

2.フリーウエイトトレーニング

 

ダンベルやバーベルを使用し、主に狙いたい筋肉と、その他の筋肉も同時に鍛え、全身の連動性を高めることが出来るトレーニングのことです。

 
↓ こんな方におすすめ!↓
・重量を調整しながら、高い負荷でトレーニングを行いたい
・全身の連動性を高めたい
・自宅でも器具を使ってトレーニングを行いたい
 

【メリット】

1つの器具で豊富な種類のトレーニングが出来ます。

また、ダンベルやバーベルを使用することで、鍛えたい筋肉以外の部位も一緒に鍛えることが出来るため、全身の筋力や協調性を向上させることが出来ます。

その他にも、ダンベルやバーベルはマシンの器具に比べると低コストで購入でき、小さなスペースでも使用することが出来るので、自宅で行えるというメリットもあります。

鍛えたい筋肉を一ヵ所に絞らず、全身の連動性を高めたい方や、自宅でもトレーニングを行いたい方にオススメのトレーニング方法です。

 

【デメリット】

フリーウエイトトレーニングでは、動作軌道が決まっていないため、マシントレーニングに比べて怪我をしやすいトレーニング方法です。

誤ったフォームや過度の負荷などが怪我を引き起こす原因になるため、トレーニングは正しいフォームで行い、適切な負荷を選ぶようにしましょう。

 

3.弾性器具トレーニングとは

 

チューブやゴムバンドの伸張性を利用して、筋力強化を行うトレーニングのことです。

 

↓ こんな方におすすめ!↓
・リハビリテーション
・高齢者の方
・アスリートの方
 

【メリット】

あらゆる方向へのトレーニングが可能なため、様々な部位を鍛えることが出来ます。

また、ゴムの色によりチューブの内径やバンドの厚みが異なるため、色で強度が分かり、強度の選択が行いやすいのも特徴です。握る位置を変えたり、束ねて使うことでも強度を変換することが出来ます。

持ち運びもしやすいため、場所にこだわらずトレーニングを行うことが可能です。

場所にこだわらずトレーニングを行いたい方リハビリテーションでの使用高齢者の方アスリートのコンディショニングにもオススメのトレーニング方法です。

 

【デメリット】

強度は段階的に分かれていますが、強度の種類が少ないものだと、自分の筋力にあった強度を選びにくい場合があります。トレーニング上級者にとっては、強度が軽すぎて物足りない場合もあるでしょう。

また、素材がゴムのため、劣化すると切れてしまい怪我に繋がる恐れがあります。ゴムに切れ目が入っていたり、切れそうになっている場合は、切れる前に使用を中止するようにしましょう。

 

4.加圧トレーニングとは

 

腕と脚の付け根に専用のベルトで圧力をかけて、適切に血流を制限した状態で行う筋力トレーニングのことです。

 
↓ こんな方におすすめ!↓
・効率良く、安全に体を鍛えたい
・怪我や痛みを良くしたい
 

【メリット】

短時間で、軽い負荷でも、高いトレーニング効果が得られるので、効率よく体を鍛えることが出来ます。

加圧トレーニングを行うことで、成長ホルモンの分泌が促進され、筋力アップはもちろん、骨折や捻挫などの怪我の修復を早めてくれるとも言われています。

短時間・低負荷で効率よく体を鍛えたい方怪我や痛みを早く改善したい方にオススメのトレーニング方法です。

 

【デメリット】

加圧トレーニングは、血流を制限しながら行うため、一過性の貧血になる可能性や、ベルトを巻いた付近に点状出血がみられる可能性もあります。

また、加圧トレーニングは必ず専門知識のある指導者と一緒に行う必要があるので、指導者のいる場所を探す必要があります。

 

5.自体重トレーニング

 

自分の体重を負荷として運動を行う筋力トレーニングのことです。

 
↓ こんな方におすすめ!↓
・運動初心者の方
・高齢者の方
・自宅で運動を行いたい方
 

【メリット】

自分の体重を負荷としてトレーニングを行うため、重りを持って行うトレーニングに比べ、安全に行うことができます。

また、特別な施設や器具を必要としないので、コストをかけずに気軽に行うことが可能です。

安全にトレーニングを行いたい方隙間時間や日常生活動作の中で、気軽にトレーニングを行いたい方にオススメのトレーニング方法です。

 
 
【デメリット】
 
自分の体重を負荷として筋力トレーニングを行うため、トレーニング上級者にとっては強度が低く、物足りない可能性があります。
 
また、トレーニングを気軽に行える反面、自己判断で運動を行っている方も多いくいます。やり方を間違えていたり、強度が高すぎると怪我をしてしまう原因になるので、必ず正しいやり方でトレーニングを行うようにしましょう。
 

 

 

このように様々なトレーニング方法がありますが、どのトレーニング方法もメリット・デメリットがあります。

カラダラボでは様々なトレーニング方法をブログやYouTubeでご紹介しています。

是非ご参考にしていただきながら、ご自身の身体の状態にあったトレーニング方法を選んで行うようにしていきましょう!

 

今回は、そんな様々なトレーニングの中から、自体重トレーニングをご紹介します!

 

トレーニングを行う上での3つのポイント

 

① 左右バランスよく行いましょう

 

体の右側と左側を別々で動かすトレーニングの場合は、左右対称に動かすようにしましょう。左右どちらかのみを鍛えると、体のバランスが崩れてしまう原因になります。体のバランスが崩れると体の負担や痛みに繋がるので、左右バランス良く鍛えるようにしましょう!

 

②回数は10回~20回、 セット数は3セットを目標に行いましょう

 

まずは無理のない範囲でおこない、徐々に回数やセット数を増やしていきましょう。

10回1セット行っても問題がなれば、2セット、3セットと少しずつセット数を増やしていきましょう!

10回行うのが難しい場合は、5回や3回からでも大丈夫です。大切なのは、回数は少なくても、動かせる範囲を最大限動かすことです。

逆に10回3セット行っても余裕があれば、20回を1セット、2セット、3セットと回数やセット数を増やして行いましょう!

 

 

③ 呼吸を止めずに行いましょう

 

呼吸を止めてトレーニングを行うと、急激に血圧が上がり血管に負担をかけてしまうため注意が必要です。しっかりと呼吸を繰り返しながらトレーニングを行いましょう!

 

 

膝回し(膝周りのトレーニング)

 

筋肉が弱くなることで起こる問題点

 

膝回りの筋肉が弱くなったり、膝の動きが悪くなることで、膝の負担や痛みの原因になってしまいます。

 

膝回しで得られる効果

 

・変形性膝関節症や半月板損傷の予防

・膝全体の動きを引き出す

 

膝関節は関節軟骨や半月板によって、骨同士がなめらかに動いて傷つかないようにしたり、関節を支えて衝撃を和らげる働きがあります。

膝回しを行って関節の隙間を広げておくことで関節軟骨や半月板にかかる負担を減らし膝の痛みの予防改善はもちろん、変形性膝関節症、半月板損傷などの膝の疾患の予防にも繋がります。

 

また、膝の基本的な動きは曲げ伸ばしの動作のみですが、歩く際や走る際には捻じれの動きも入るので、このように膝を回す運動を行うことで膝の負担や痛みの軽減に繋がります。

 

トレーニング方法のご紹介

 

 

①両手で椅子、または両手で膝を支えながら両足、両膝を揃えて構えましょう

 

②軽く膝を曲げ、右回し・左回しと交互に膝を回しましょう

 

 

 

【POINT】

・足の裏が床から離れないように、また両足が離れてしまわないように動かしましょう

 

 

YouTube動画でストレッチ方法を視聴する

 

YouTubeでより詳しい説明をご視聴いただけます。

カラダラボでは、各種目別のストレッチやトレーニング方法についてYoutubeに動画をアップしています。

ぜひチャンネル登録をしていただき、最新動画もチェックしてみてください!

 

トレーニング方法をPDFで保存する

>>種目別トレーニング(筋力トレーニング)17_膝回し<<

※トレーニングのやり方がPDFで表示されます

 

各種目別のトレーニングやストレッチの方法をPDFで保存していただけます。

印刷してハガキサイズのファイルに保存していただくことも出来ますので、ご自由にお使いください!

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?膝回り全体にしっかり力が入る感覚を感じていただけたと思います。

膝の負担や痛みを軽減する膝回りのトレーニング。是非続けて行ってみてくださいね!

 

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    この記事を書いた人

    宮川裕衣

    JATIトレーニング指導者/がん専門運動指導士/健康運動実践指導者>>常にお客様の目線に立つことを心がけながら、一人一人のお客様に合ったストレッチやトレーニングをご提供いたします。生活習慣病の予防・改善や介護予防の分野にも力を入れ、皆様の健康をサポートいたします。長年続けてきたスポーツでの経験を活かしてトレーニング指導も行っておりますので、お気軽にご相談ください!

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